お辞儀をするときに、背中を丸めるような辞儀は美しくないし、かつ一種の居着きというか、とっさの姿勢復帰への反応も遅くなる。
で、背すじを伸ばして腰を折るようにする際には、背中に力を入れてしまって固く段差のある動作になってしまいがち。
いろいろ工夫していたところ、ふと、恥骨の引きということに気づいた。
お辞儀をする際の動作の起点を恥骨にして、全身リラックスしたままの状態で力を入れず、恥骨下部を後方に引くというか回転させるようにすると、自然体状態のままで滑らかに動けるような感覚がある。
また、辞儀の動作は「腰を折る」ともいうが、その折る腰を、どの部分と意識するかでも随分動きの質が変わってくる。
腰上部を意識すると、文字どおり腰を「折る」動作となり、背は曲がる。
恥骨を引く意識の場合、「折る」場所は股関節となり、折るというよりは、大腿骨の上で股関節の回転により上体を倒すという動きとなり、下半身上半身とも全く力を抜いた状態で、かつ背を曲げることなく動作できる。
引き続き検討
(毎朝稽古前に神棚に手を合わす機会に日々思索中っ)
(^_^;)
posted by Shu UETA at 01:41|
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武術/身体
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