各陣営、積極的に街頭遊説に精を出しているところだが、報道を見る限り(あるいは党自身のHPを見ても)、どうも民主党岡田代表の発言というものは脇が甘いというか軽々しくて、味方ならずともヒヤヒヤする。
自民をこきおろしたい気持ちも、民主政権移行を訴えたい気持ちも当然理解するが、もう少し精緻な発言をしないと、あまりにも突っ込みどころが多いというか、反論し易い、あるいは積極的に理解しようと思っても、論旨をめぐって常に微妙に首をひねらされる。
聞けば聞くほど聞き返したいことが出てくるが、当然質問するチャンスもないので、ストレスばかりがたまる。
これは選挙戦に限らず、平素からの彼の性質でもあるのだが、与野党を問わず、一定以上の立場にある議員の中で、そうした人は非常に少ない。その点、きわめて資質が低いように思えてならないのだが、民主党がなぜ彼をリーダーに据えていられるのか不思議だ。(真面目だから?)
この時点で既に民主党の政権担当能力には疑問符をつけたくもなる。
もし彼がリーダーにふさわしいというならばその感性においてそうであるし、思想的に乖離した党内各派の了解を得やすい薄い人間を据えているに過ぎないのであれば、そうした各派の矛盾は政権を担当してこそより噴出するであろうし。
ごく市井のblogを書いていてすら、何をテーマにせよ、もしあることを言えば当然読者が感じる可能性のある疑問等については極力網羅しておこうと思うものだし、定義が曖昧な言葉を無説明に使用することも通常は避ける。少なくともそう努力はされるものだろう。
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