2005年02月10日

六カ国協議の行方と日本

 ついに北朝鮮が再度の強硬表明を。

 核兵器製造、北が公式表明 6カ国協議参加「無期限中断」

 現状では、六カ国協議の進展は当面期待できまい。
 今回の北の声明は、協議参加各国のさまざまな隙をついたものだろう。
 これで北朝鮮は少なくともさらに時間を稼ぐことができる。
 経済面での切迫は多少何らかの目途をつけたのかもしれない。
 日本も六カ国協議実現環境を損なわない範囲で、独自の外交作戦を展開する必要があるのではないか。カギは日中協議かもしれない。

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2005年02月05日

スーダンPKF、他

 今週末は些か時間不足のため、今日は短めに、防衛庁関連の記事2件について、軽く触れてみたい。

 その1
 ミサイル発射兆候ない場合、防衛長官の命令で迎撃(読売)

 この隊法改正案は現実的には妥当なもので、僕個人的には支持する。最終的にどのような形になるかはわからないが、とりあえず現時点では安堵した。


 その2
 PKF問題:武器使用基準、論議に 防衛庁「リスク高い」(毎日)

 個人的には今回は良いチャンス(外交的に、及び我が国PKO活動正常化へのキャスティングボードとして)と思うものの、少なくとも現状では(現地及び日本国内政情)、スーダンPKOは見送ったほうがよいかもしれない。
 スーダンで従来のような純粋な後方任務的なものは考えにくく、かついわゆる本体業務に参加するにも、現行の武器使用基準観ではあまりにも自衛隊の危険が大きすぎる。


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2005年01月27日

続「国連待機部隊構想」(後)

music Low Life / The Police

 (前編のつづき)

 さて、もう一つのテーマ、「国連待機部隊構想」的な派生型について。

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続「国連待機部隊構想」(前)

music Let's Dance / David Bowie

 先日、国連待機部隊構想という記事をupしたが、今日はその続編である。

 この続編は、僕のかつての業界でいうところのアンスケ(unscheduled)であって(そんなことはどうだっていいのだが ^^;) つまりは予定外の続編となった。

 理由その1、本日の報道で、民主鳩山氏の憲法試案(こういうのって「私案」とは言わないんだね)発表のニュースがあり、かつ、その内容に「自衛軍保有」と「国連等の平和維持及び創造活動への積極的参加」が謳われていると知り、民主党内で投じられた一石と見て興味がわいたこと。

 理由その2、nagoyanさんの記事ある「救いがたいもの」を拝見し、僕もnagoyanさんにならい、「国連待機部隊構想」の「救える」もしくは「救うべき」、つまりは「活かし得る」点について多少思い当たるところがあったこと。

 前者については、紹介まで。(前編)
 後者については、「国連待機部隊」的な構想の、僕が思う派生型構想について。(後編)

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2005年01月26日

産経正論)二島返還に隠れたシグナル

music Hard Rain / 川村かおり

 本日の報道でも、再度、北方領土に関するロシア側の強硬姿勢が紹介されている。

 露大統領訪日へ準備難航 駐日大使が日本批判

 ところで、先日(24日)の産経朝刊の「正論」は、月曜のものであるためネット上での閲覧が可能だ。
 産経新聞の「正論」欄は、毎週月曜のもののみネット上で公開されている。新聞が売れなくなることを恐れてでもいるのかもしれないが、この欄は各界有識者の寄稿のコーナーであって、これがネットで見れないのは実に惜しいことだ。^^;)

 さて、その24日付け朝刊の「正論」は、拓殖大学海外事情研究所教授である木村汎(きむらひろし)氏の「“二島返還”に隠れたシグナルとは」というものだ。

 かねてから、僕もここの記事で、ロシアの外交交渉スタイルということに触れ、先方の強硬発言に序盤でひるむことのないよう希望してきたが、今回の木村氏の寄稿も非常に示唆に富み、興味深いので、ぜひ紹介しておきたい。

 まずはご一読を
 “二島返還”に隠れたシグナルとは

一応以下に要点引用もしておきます
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2005年01月23日

国連待機部隊構想

music SAMURAI DRIVE / hitomi

 本日(正確には昨日、22日付)の産経新聞朝刊「正論」欄は、屋山太郎氏による「民主党に望む堂々たる安保政策論」との寄稿だった。

 寄稿表題に関わらずその趣旨は民主党(というより小沢氏)の提唱する「国連待機部隊構想」に関するものであり、僕個人としては、ほぼ全面的に見解を同じくするもので、とりたててコメントの必要も感じないくらいだが、当該欄はネット上で閲覧することもできないため、紹介がてら、かいつまんで少し記してみたい。
 (国連待機部隊:Yahoo!辞書 新語探検

氏の寄稿概要及び僕のコメント等を見る ^^)
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2005年01月13日

インドネシアの剣心

music そばかす(「るろうに剣心」) / JUDY AND MARY

 昨日、インドネシア、ジャカルタの子がICQで話しかけてきた。
 プロフィールを見ると、日本アニメ、J-POPのファンだということで、またいつものクチか(アジア、フランスから声をかけてくる女の子にはこの種が多い ^^;)…、と乗り気でもなく適当に相手をしていたところ、「るろうに剣心」の話題で図らずも意気投合してしまった。^^;)

 しかし会話の中でちょっとした収穫もあった。
 ひとつは、新撰組の意外な国際認知度について。
 もうひとつは、インドネシアにおける日本の番組、音楽の放送権獲得の困難さについて。

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2005年01月07日

東アジア共同体(後)


 (前編記事からの続き)

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東アジア共同体(前)


 日本が近年かなり力を入れ、外交方針の柱として推進しつつあるものに「東アジア共同体構想」というものがあるのはご承知のとおり。

 ご承知のとおり、とは言ったものの、政府の力の入れ具合と、国民の間での実感を比べると、かなりの温度差があるトピックでもあるように思える。

 ふと唐突に「東アジア共同体構想」なるものに思いを馳せたのは、かのインド洋大津波をめぐる緊急首脳会議における各国の思惑についての産経新聞の指摘を読みながらである。(後輩も現地入りしました。帰国後、話を聴取して記事にしたいと思います ^^)

 実は個人的には、(あくまで政府が現在言う)「東アジア共同体構想」とやらにはあまり乗り気でない ^^;)
 政府の構想の趣旨もよく見えないし、何らかの戦略性があるのかどうかもよくわからない。仮にそれらが明確に存在するとして、先に書いたように、国民に対する説明も不十分、当然理解も進んでいない。

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2004年12月26日

露大統領北方領土牽制

 さて、来春の露大統領訪日を前に、前哨戦が始まっている。^^)

 外相の訪露に先駆ける形で(さすがロシア…^^;)、ロシア側の牽制

 露大統領「二島返還で決着」 日ソ共同宣言実行を強調

 プーチン大統領、「2島返還」を強調

 現在のところ、首相は全く動じていないが、こうしたロシア側の牽制に揺らぐ様子を見せないよう、気を引き締めてもらいたいと思う。


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2004年12月19日

対中親近感過去最低

music We Will Rock You / QUEEN

 内閣府の「外交に関する世論調査」の結果が発表された。

 対中親近感37%で過去最低 内閣府世論調査

 今年の結果の特徴は、対中親近感の大幅悪化であるが、これが本当に世論をある程度表現しているとするならば、僕は個人的に歓迎したい。


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2004年12月17日

李登輝氏来日許可

music バカサバイバー / ウルフルズ

 これも繰り返されてきたことだが、台湾の李登輝前総統へのビザ発給許可が中国の反発を呼んでいる。

 李登輝氏、年内にも来日 政府、中国へ通告

 「断る理由ない」 李登輝氏来日で小泉首相

 李登輝氏来日「受け入れられない」 中国大使が抗議

 僕は今回の政府の方針を一応は支持している。また(少なくとも今回について)中国側の抗議をさほど深刻視する必要もないと感じている。
 ただ、この問題をこうして何度でも繰り返される問題としてしまったのはこれまでの政府の失敗であり、もはや状況改善は難しいだろうと思っている。


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2004年12月13日

ミサイル防衛の苦悩

 防衛計画の大綱に関わる話に隠れ気味の感があるが、大綱の決定を受けて、ミサイル防衛の体制づくりを念頭にした統合運用関連での自衛隊法改正案が取り沙汰されている。

 先月末には防衛庁案として、指揮系統に関わるものが報道されていた。
 航空総隊司令官が発射指揮 ミサイル防衛で防衛庁案

 政府が検討している自衛隊法改正は、ほぼこれを踏襲するものと思われるが、大いに議論を呼ぶであろうことが予測される。


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2004年12月11日

新防衛計画大綱

 17年度以降に係る防衛計画の大綱が閣議決定された。
 個人的感想を端的に言えば、「新たな戦略性不在」「政治状況として大幅縮小は致し方あるまい」「今後自衛隊の知恵の見せどころ」といったところ。

 平成17年度以降に係る防衛計画の大綱について(官邸)

 対テロへ多機能防衛に転換 新大綱を閣議決定(産経記事)


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2004年12月09日

横田さん遺骨は別人

music Relax / Frankie Goes To Hollywood

 横田めぐみさんの遺骨として北朝鮮から提供されていたものは、横田さんとは別人のものと判明した。
 これについては既に昨日来、さまざまなところでさまざまに意見が述べられているところ。



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2004年11月22日

対北朝鮮外交

music Message In A Bottle / The Police

 ぷち総研さんの最近の連続記事、「経済制裁発動で北朝鮮は屈するか?」、「日朝国交正常化の意義とは」を拝見し、北朝鮮に対しての外交について、現時点で思うところを書いてみた。(記事へのコメントに代えさせていただきます > priestkさん ^^;)

 ただ、対北外交については、まだ確固とした考えがまとまっていないので、今回は現時点での感慨的なものに過ぎない。今後引き続き状況注視&検討したい。


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2004年11月12日

アラファト氏逝去

music Stairway To Heaven / LED ZEPPELIN

 かの一代の雄、アラファト氏が世を去った。
 彼がPLOを率いたのは、僕が生まれた年、実に35年にわたる奮闘の半生(実際、この期間は彼の人生の半分に近い)だった。

 僕は、彼の目に、イスラエル問題の平和解決を見せてあげたかったものだと思うが、もはやそれも詮のないこと。

 この機にあらためてイスラエル問題(一般にパレスチナ問題)について考えてみたが、この問題は今日となっては既に実に根が深く、解決は困難だ。
 (今回は、アラファト氏追悼ということもあって、どちらかというと些かイスラエル側に辛いタッチになるやも… ^^)



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2004年11月11日

原潜領海侵犯(後)

music Don't Stand So Close To Me '86 / The Police



 前編記事の続き


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原潜領海侵犯(前)

music Don't Stand So Close To Me / The Police

 昨日の先島諸島海域における潜水艦の領海侵犯に対しての海上警備行動発令について、既にさまざまに報道されているところであるが、個人的に問題視しているのは、次のようなことだ。
  •  対応の遅さ
    •  官邸スタッフの対応の遅さ(故意)
    •  政府発表の遅さ

  •  中国の意図
    •  状況から中国であることはほぼ間違いない
    •  示威としてはタイミング疑問
    •  事故の可能性

  •  領海侵犯に対する政府等の認識不足
  •  過剰な対中遠慮の慢性化
  •  海上警備行動の法制不備
  •  日米作戦への影響

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2004年11月09日

自衛隊派遣延長可否

musicHONEY / L'Arc〜en〜Ciel

 そろそろ、イラク自衛隊派遣の延長の是非がクローズアップされつつある。

 昨日目にした世論調査(毎日新聞系)では、延長反対が半数をわずかに超えていたように記憶している。
 民主党は、先日の香田さんの事件にように脅迫に屈する形での撤退には反対であるが、ちょうど期限が切れるところで撤収することを主張している。
 政府側は、幅広く状況をみて決めると言っている(内心は不明)。

 僕は、今回は延長が妥当であると考えている。



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posted by Shu UETA at 17:27| Comment(5) | TrackBack(0) | 天下-安全保障・外交 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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