2005年11月17日

王統のたしからしさ


 どうも、うまく検索でヒットしてしまうのか、かつは世間の関心の高さ故か、ほぼ1年も前(正確には364日前 ^^;) の古い記事でありながら、皇統問題に関する記事に反応、コメントをよくいただく。(「女性天皇」)

 そこでは、「古人の発想が全くナンセンスとは限らない」ということの一例としてY染色体の話なども交えたのだが、そこに格別の着意をもってコメントしてくれる方が多い。
 しかしそれ(遺伝学上の話)は僕の勝手な一例であって、むろん僕が古人の思いを言い当てているわけもない。
 あくまで、ある時代の知恵だけで一方的に物事をナンセンスと決めつけるわけにはいかないという、その可能性の一端を示しただけだ。ある時には意味不明であったことが、後に「科学的に」理解されるようになるということは、そう珍しいことではない。

 たとえばある種の呪術的意味があったとしても ^^;) 、今日においてそれは「科学的に」理解はできまい。これは突飛な例だけれど、これとて、過去の歴史を見れば、どのような事柄も「科学的」に説明可能となるまでは「非科学的」であるとされるものだし。^^;)

 しかし、そうした、ナンセンスかどうか、無意義かどうかということを別にして、場合によっては仮に古人の男系への執着が仮に無意味なものであったとしても、
 僕の立場は、このような類の、その存在が伝統に立脚するような制度については、国家であり国民でありに対する格別の危害、障害のない限りはその伝統に従うのが「維持」ということだし、その方途を考えるのがまず第一であろう、というものだ。(少なくとも、ものの順として)

 ともあれ多少の誤解が生じるのも偏に僕の表現力の問題であろうし、今日はまた少し異なった角度から付言してみたい。
 それは、王統に類するようなものの「たしからしさ」ということだ。


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2005年11月16日

歴史的評価


 中国では間もなく(20日)、胡耀邦氏の生誕90周年記念式典が催されるが、それに合わせて、何らかの形での氏の評価に関わる見解が示されることになるようだ。

 胡耀邦氏めぐり新見解も 中国外務省が示唆(産経)

 「歴史的評価」とは言うものの、しかし中国という国はそれこそ歴史的に、歴史の評価とは、何か真実なるものを求めるものではなく、結局「歴史的」ならぬ「今」の「姿勢」を問うものであるという意識を強くもっているのだろう。
 (今さら僕が言うまでもなく、夙に有名な「歴史的」中国人気質の一つだと思うが)

 一方で日本人からすると、「歴史的評価」だとか「歴史認識」というと、何か「真理」「真実」なる不偏のものをイメージしてしまいがちであるようにも思う。

 そのあたりにも、彼我の議論の隔たりはあるのだろう。


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2005年10月31日

義務教育委国庫負担:中教審会長見解


 先日の中教審の答申に関する鳥居会長の見解には僕は大いに共感する。

 よって、産経新聞が行ったインタビューを紹介まで。

 義務教育費の税源移譲、地域差生む恐れ 中教審会長

若干の付記
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自民党改憲草案(雑感)


 ご存知のとおり、自民党の改憲草案がまとまったようだ。
 立党50年記念大会で発表(11月22日)ということで、未だ自民党HP等で公開されているわけではないが、報道記事により骨子を知ることができる。

 自民が初の改憲草案(産経:ページ下部に全体要旨あり)

 今日のこのエントリでは、詳述というレベルではなく、ざっとメモ的に雑感しておこうと思う。(まだ一読したばかり ^^;)

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2005年09月11日

代表制・選挙制度


 さて僕は早々に今次総選挙の投票を済ませてきたわけだけど、7時ちょうど頃に行ったために一番乗り、神戸市東灘区第26投票所の投票箱を事前確認したのは僕。^^;)

 知っている人は知っているだろうけれど、各投票所の投票箱について、使用前に中身がカラであること等を確認するのは、最初に投票に訪れた投票者が行うことになっている。当該者が中を確認した後、蓋を閉めて施錠する。(名前は確認される)
 確認行為をやってみたい人は、次回には一番乗りをしてみてください。^^)

 僕はむろんそんな確認行為をしたくて一番乗りを目指しているわけではないが、カラの投票箱に最初に投入される投票は、その「場」に対して相応の初期設定的影響を与え得るような気もして、まあ一種の「呪」を施すべく、ある程度の思い入れがある選挙の場合には早めに投票に赴くことが多い。まあ、いわば、自分の一票だけでは飽きたらず、正当な権利内において出来得る限りの最大限の影響力を行使せんということか。(一見バカらしいが、実は量子物理的にこうした可能性がないこともない)
 というのは無論冗談半分 ^^;)、だが半分ほどは、全くのウソでもない。僕が出馬する時には、全投票所でスタッフに一番乗り投票をしてもらいたいものだ。(僕自身も、候補者の自身への投票としてテレビ報道されることよりも、これを「施す」べく朝一で投票に赴くだろう ^^)

 と、無駄口はともかく ^^;)
 投票先の選択というのは悩ましいものだ。今回もつくづく痛感。
 いったい、民主選挙で選ぶものとは何なのか。僕らは何を選ぶのか。


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2005年09月03日

エッセイ「文化外交最前線」


 外務省HPに非常に面白い(有意義な)エッセイコーナーを見つけた。

 文化外交最前線

 国際貿易・経済担当大使の近藤誠一氏によるものだが、現時点で、第18号まで掲載されている。

 文化外交、あるいは文化・文明そのものをテーマに、各回さまざまな切り口で語られているが、氏の教養、見識とともに、無駄のない簡潔な問題提起、各種事象の紹介、提案等は、簡にして要を得るということそのものだ。
 (僕はこういう文章を書けたらなと思う ^^;)

 さらには、僕が常々言う、思索の「触媒」となるという意味でも実に有意義だ。
 ざっと読んで20近くも新しい思考のタネが見つかった。

 実にお薦め。
 時間のあるときに、じっくり全部読んでみて、そしてそれぞれに自分の思索や発想のタネを見つけてみてはいかが。
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2005年08月28日

産経紙「正論」05.08.28


 本日付産経朝刊の「正論」欄は、元明治大学学長の岡野加穂留氏による寄稿で、「問われるべきは単純化政治の是非〜総選挙を国民投票とするなかれ」と題されたものだったが、僕としては非常に面白い(示唆的)な内容を随分含んでいたので、少し部分的に紹介してみようと思う。

 論旨はあくまで政治の単純化に対する警鐘であり、目下タイムリーな一例として、今回の総選挙を単純な郵政選挙とすることへの批判、そして、なおそのようにするのであれば、郵政改革に関する情報公開を徹底せよということが語られている。


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2005年08月26日

少子化対策の家庭助成について


 朝日新聞(asahi.com)が、各政党の子育て支援策というものを比較していた。
 総選挙、子育て支援で各党競う 児童手当に家庭省まで
 それぞれ個々にはこれまで報道されていているところで新しいものではないが、この記事ではそれらの要点をまとめて並べている。

 ざっと見る限り、朝日記事タイトルの表現に反して、格別選挙の争点となり得るほどの重大差異や論点を含んでいるようではないが、「子育て支援」もちゃんと考えていますよ、という必要条件的な「おさえ」であり戦いの参加資格のようなものだろう。

 で、僕も選挙戦とは全く別に、少し思うところを。
 要点は、(あくまで少子化対策のみに、かつ経済的助成策に仮に限定した場合)
 @専業主婦(夫)優遇が第一
 A一時金よりも子育て期間全般が重要
 B母親の年齢による段階式にマクロ的効果あり


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2005年07月25日

女性就労支援ということ


 女性の就労支援、なかでも出産等後の再就職支援ということは、近年さまざまにその必要性が叫ばれ、政府も何かと手を尽くそうとしている。

 たとえば本日の報道でも、政府の新たな取り組みが書かれている。

 女性再就職に5つの支援策 政府が課題まとめる(朝日)

 むろん僕はこうした方向への努力ということを否定するものではなく、もちろんそれらを重視してもいるが、一方で、ごく一面的な(見たいものだけを見る)視点で、発想や施策が一方的なものになってはならないと思う。
 万事につけ、声なき多数者と声の大きい少数者ということはある。

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2005年06月14日

多文化共生


 総務省が、新たに研究会を発足するとのこと。

 「多文化共生の推進に関する研究会」の発足(総務省報道資料)

 「多文化共生」という旗印の運動にはかねてから些かの注意を払ってきたのだが、ついに行政が研究会を発足するに及び、いよいよ要監視リスト入りだ。^^;)

 報道資料に「主要論点」としてあげられているものを見る限り、省の主眼としてはきわめて適切妥当なものと思われるが、メンバーを見ると、若干の危惧もある。

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posted by Shu UETA at 13:06| Comment(4) | TrackBack(1) | 天下-vision・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月12日

道州制におけるビジョン


 先日、第28次地方制度調査会専門小委員会の熊本での意見交換会の議事録が総務省のサイトにアップされたが 、参考人の一人、熊本日日新聞取締役編集局長の田川氏の述べている指摘意見にいたく同感だ。

 氏は5点に分けて意見しておられたが、僕が強く同感を感じたのは、道州制の構想におけるビジョンの欠落を指摘するものだ。

 (参考)
 第28次地方制度調査会議事要旨

 熊本意見交換会議事録

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税制調査会の配偶者控除観


 報道によると、政府税制調査会が配偶者控除の見直し(縮小・廃止)の方向性を鮮明にしたとのこと。

 配偶者控除の見直し提言 縮小し、基礎控除で代替も(産経)

 上記記事で、配偶者控除見直しに関する記述の要旨は次のようなもの。

 
  •  政府税制調査会の石弘光会長は10日、所得課税改革の論点をまとめる報告書に、「配偶者控除」の見直しを盛り込む考えを明らかにした。
     縮小・廃止する代わりに、一定額を無条件に控除する「基礎控除」を拡充することも選択肢の一つと指摘。
  •  石会長は、「夫婦は対等なパートナー。税制で、ことさら優遇する必要はない」と説明。
     全納税者が無条件に年間38万円を所得から差し引く基礎控除の拡充などを視野に、見直しを進める方針を表明



 これまでの流れから当然予測できる方向性であはるが、あらためて、僕はこうした方針には危惧を感じる。

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posted by Shu UETA at 02:04| Comment(4) | TrackBack(0) | 天下-vision・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月02日

日韓歴史共同研究報告


 日韓文化交流基金のサイト内で、日韓歴史共同研究報告が掲載されている。

 まだ日韓それぞれの言語でのもののみで、各訳文は6月10頃up予定とのこと。

 よって現時点でまずは日本側論文が参照可能ということだけど、関心のある人は一読を。
 僕も格別感想等あれば追ってエントリする予定。
 が、来週以降になって韓国側論文を見てからになるかな… ^^;)

 個人的には、こうした取り組みが日韓間の歴史認識問題に何らかの解決をもたらすとは思っていない。歴史認識とは、まず歴史観ありきであって、全ての事実関係は万事この歴史観のフィルターを通して解釈される。

 歴史観とは国もしくは民族及び時代それぞれに固有となるものであって、そうしたものの「統一」などは困難であるし、また不要でもある。

 こうした活動が有益であるとすれば、それは、相互の歴史観を知るということ、相互理解という方向性のものであって、どちらが「正しい」かなどという態度は不毛でしかない。
 少なくとも韓国側に、歴史観に対する相互理解などという欲求は皆無であろうので、この活動が何ほどか期待されている成果をあげるような可能性は低かろう。

 また、韓国側はともかく、日本については国内においても歴史観なるものは甚だしく分裂しているので、そうした意味でも、日韓間などということ以前の問題もある。

posted by Shu UETA at 17:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 天下-vision・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月01日

社会の幼稚化


 今日近所のスーパーで買い物していると、ちょうどヨーグルトをどれにしようかと(量か味か ^^;) 迷っていたところに、8チャン(関テレ=関西テレビ:フジ系)のレポーターの取材を受けた。
 たまの買い出しで、二つのカゴにたいそうな量を入れていたのだが、時間帯からするときっと専業主夫と思われてそうだ。^^;)

 仕事絡みでなく一般消費者としてテレビカメラに写るのは初めてだが…意に添った回答をしたとも思えないので、オンエアにはならない気がする。

 さて、質問の趣旨とは、
 食品で「開封後はお早めに」と書いてあるものについて、「お早め」とはどのくらいと考えていますか?
 さらに、「ちゃんと日付などを明記してほしいと思いませんか?」といったもの。
 ちなみに後者については、「思いませんね」が僕の回答 ^^;)

 質問と違って僕の趣旨としては、
 そんなものは常識的に個々に判断すべき問題であって、これ以上消費者を幼稚化するのはやめて欲しい、ってこと。
 戦後日本の社会は万事そうだが、とりわけここ20年ほどその傾向は凄まじい。

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2005年05月30日

JR西事故と社会意識風潮


 JR西の事故については概ねの情報も出そろい、世間の関心度合いも(良くも悪くも)落ち着きを取り戻してきつつあるが、これまでの長期間にわたる報道を見ても、事故本質に関わる部分での「運転士の適性」ということについてまるで触れられることがないことに、非常に危機感を感じている。

 もちろん、線路設計と敷設における安全上の問題等も事故原因の一部を構成することは間違いないが、しかし本来であればそうした安全施策は一定の安全マージンをとったセーフティネット的なものであって、危機管理的な意味での手抜かりに属することであり、事故の本質そのものではない。
 (むろん、そうした安全施策は必要)

 一般の論調としては、かの運転士は「極限の精神状態」なる状態にあったために事故を起こした、そうした精神状態に追いやったのはJR西日本の過密スケジュールと日勤教育等の締め付けであった、というものだ。

 こうしたものが要因でないとは言わないが、しかし本質ではないだろう。
 事故当時に情報分明ならぬまま書いた記事ではあったが、高度に安全に関わる業務と資質判断で指摘したような、「資質判断」への着目ということがなされないのは、あれほどの大事故でありながら、もっとも重要な教訓を見逃すことになる。

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posted by Shu UETA at 22:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 天下-vision・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月22日

靖国問題とサンフランシスコ条約


 首相の靖国参拝問題についての自民党加藤紘一氏のコメントが昨日報道されていた。

 小泉首相の靖国参拝、自民・加藤氏「控えた方がいい」(読売)

 ここで記事見出しにある通り、「控えたほうがいい」という見解そのものは(僕とは相違するとしても)一つの見解であってそれを特に珍奇に思うわけではないし、僕自身斜め読みして通り過ぎかけたのだが、否応もなく引っかかってしまったのが、その主張の根拠をサンフランシスコ講和条約に求めるという見方だ。

 前述したとおり、首相参拝の是非については、さまざまな立場からの見解もあるだろうし、また政治、外交における些か高度な判断に拠るべき面もあって、一人の政治家がそれを是とするも否とするも、そのこと自体を論うつもりはないが、こうした反対根拠を持ち出すのはいかにも問題ではないだろうか。

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2005年05月14日

祝日法改正


 昨日午前、改正祝日法が可決し、ご存知のとおり、「みどりの日」が「昭和の日」に、「国民の休日」が「みどりの日」と変更されることとなった。(07年より)

 僕はどちらかというとものごとの判断に柔軟な方であり、相当に鷹揚でもあるのだが、なんとなく、原則というか筋道ということは重視したいタイプだ。

 この度の祝日法改正については、その話が端緒のころから、あまり賛同はしかねていたのだけれど、格別反対するほどのことと声を大にする必要があるわけでもなく、ただなんとなく後味がすっきりしないだけだ。


限りなく雑談だけど一応続きはこちら ^^;)
posted by Shu UETA at 12:10| Comment(4) | TrackBack(2) | 天下-vision・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月11日

皇統の本質


産経新聞には「私の正論」という読者の論文コンテストのようなものがあるのだが、昨日には、その第366回「女性天皇について考える」の受賞者が発表されていた。
 入選2名の作品が掲載されていたが、そのうちの一名の方の論について、その粗雑さに呆れるとともに、しかしそれ自体はごく一般市民のひとつの見識としてこれを責めないとしても、そうしたレベルにあるものを選ぶという選者の側の見識に対して、非常な落胆を感じた。

 僕自身は必ずしも自分と意見を異にしようとも、むしろ筋道だった論理で納得させられることにも快感を覚えるくらいのタイプだが、そして今回僕が批判している論文はたまたま現に僕と見解を異にしているけれども、僕が「粗雑さ」というのは通常、論理の飛躍もしくは破綻と事実の認識不足を指す場合が多い。

 今回のその方の主張は、直系を重視して男女ともに継承するというもので、その主張自体はよいとしても、その論拠が粗雑であって、それに第一級の評価を与えている審査員の見識が疑われるように思われる。それは無論、ひいては産経新聞社の見識ととらえられても仕方あるまい。
 僕自身もこの企画は常々面白そうだと思っていたが、こうした程度を見ては、僕が論文をここに送付するような気は最早失せた。^^;)

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posted by Shu UETA at 23:17| Comment(7) | TrackBack(1) | 天下-vision・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月10日

第二次世界大戦という用語


 ロシアによる「第二次世界大戦勝利60周年祝賀式典」が無事閉幕したようだ。

 ロシアが「対独戦」と言わず「第二次世界大戦」などと一括するのは不愉快極まりないが、欧州人も、知識は別としても感覚としては欧州の戦争をもって第二次世界大戦との印象を強く持っているだろう。

 このあたりのことから、第二次世界大戦という用語について、少し考えてみた。

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posted by Shu UETA at 18:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 天下-vision・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月01日

開かれた国益


 ここ10年ほど、「開かれた国益」という言葉が、そう目立ちはしないものの、たびたび使用され、耳目に触れることもしばしばだ。

 僕自身は、この言葉は、その意味するところの不明快さ、そしてその不明快さゆえに意義がさまざまに異なって受け取られがちであるという点で、拙い日本語だと思っている。
 この点、この言葉は、少なくとも人々に訴えかけるスローガン的なものとしては全く失格であると思うのだが、民主党の岡田代表はこの言葉に大きな期待をかけているようだ。
 (誰もが聞いてそのまま普通に得心するような言葉でなくては、それは政治の言葉として失格だと思うが)

 PKO参加5原則の見直し提唱…民主・岡田代表提言案(読売)

 この読売記事によると、29日、岡田代表が次期衆院選に向けてまとめた外交・安全保障政策提言案が、「『開かれた国益』をめざして」と題されているとのこと。

 そこで、あらためて、「開かれた国益」ということについて考えてみた。

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posted by Shu UETA at 22:11| Comment(0) | TrackBack(1) | 天下-vision・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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