2005年11月20日

ゴルバチョフ政権時の4島一括返還案?


 Yahooニュースでの時事通信ニュースに、実に何気なく出ていたのだが、非常に気になるものが。

 「4島一括返還」提案あった=91年ゴルビー訪日秘話

 ニュース配信時間はプーチン大統領来日の今日、午後4時頃。

 ふ〜む


 標記のニュース掲載ページは、ページ残存時間も短いことが予想されるし、まだgoogleのキャッシュもないようなので、簡単にここに骨子を紹介しておくと、

 
 91年4月のゴルバチョフ・ソ連大統領の来日で、氏が北方領土問題へのソ連側対応策として5つの選択肢を携行し、その中に「4島一括返還」提案が含まれていたことが分かった。
 ロシアの日本専門家らが最近出版した「ロシアと日本―平和条約への見失われた道標」が、その提案のオリジナルをもとに公表。



 件の「ロシアと日本―平和条約への見失われた道標」は、日本語版があるとのことだが、それが日本で販売されているという意味であるのがどうかは不明。(Amazonでは発見できず)

 前後の消息を詳しく見てみたいのだが、果たして日本は提案を拒否したのか…
 もしそうであれば…米の動向を含め何通りかの深読みが必要になってくるが…

 また、このタイミングでの報道、あるいはそれ以前にその書籍の出版には何か意味があるのか、ないのか。

 ちなみに時事通信(Yahooにて)では、AFP発として昨日にこのような記事も出ている。

 50年で北方領土返還?=ロ専門家が計画策定

 
 
 モスクワ発AFP通信、18日
 プーチン政権に近い専門家らが、北方領土を最終的に日本に返還する段階的解決案を策定したと報じる。(同案を知る消息筋の話)
 案は、日ロ両国が2−3年内に平和条約を締結して第二次世界大戦に終止符、領土問題の全面解決策を設定。条約締結から10年後に共同統治開始、50年で段階的に返還。返還の詳細タイムテーブルは、平和条約付属文書に明記。
 返還する島が2島なのか4島なのかには触れていない。
 同通信は、20日からの大統領訪日でこの案が公表されるかどうかは不明だとしている。



 今時点では、国内大手新聞各社のニュースサイトにこれらの記事に関するものは見あたらない。

 ちなみに後者の記事については、
 仮にそうした「ひとつの案」が策定されているとしても、目下において、ロシアがこれを今すぐにも実現する必要性は非常に薄いと僕には思える。今のロシアが日本から引き出さねばならないようなモノ、コトは、あまりない。少なくとも緊急度は全くない。
 強いて言えば、将来を睨みつつ、中国牽制(と同時に日米と日露のバランス)という戦略においてのメリットということはあっても、もちろんそれも今バーゲンする必要はないはずなのだが…(つい先日には日本の歴史認識問題を取り上げて中国の肩を持ったばかりだし)

 一方で、そうした情報がリークされることについては、ちょっと偶然とは考え難く、それがいったい何の布石となり得るのか、もうしばらく考えてみたい。
 まさか今回の会談で…何か…ということは、、、ないと思われるのだが… ^^;)


posted by Shu UETA at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 天下-安全保障・外交 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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