2005年11月03日

武士団コード


 僕は将来的に、ちょっとした現代の武士団的なものをつくろうと構想しているのだけれど、同じく構想している政治活動に関する研究会はあくまで、その内部のひとつとして位置づけられる。

 しかるに、先行的に政治研究会の方をさきに発足させるので、今後メンバーを募るにあたり(当面公募なし、原則一本釣り)、外枠にあたる前者レベルでの理念といったものをある程度策定しておく必要があり、現時点で仮にまとめてみることにした。

 と、これだけだと全く私的組織に関わる文書に過ぎないものだが、
 僕は、その表面的性格は時代によって変遷したにせよ、武士というもの本来の本質は、このようなものであると考えているので、参考までにこのカテゴリで載せておくことにした。
 (ただし若干、現代風にアレンジしている)




共有理念

(賛同と追求意志が参加条件)



1 夢・志と自己実現の追求
  
  •  自己実現が人生、生活の基盤、目的
  •  自分が何者であるかの追求、自己表現
  •  いかなるときも、自己を表現しきる、自己を生き通す覚悟
  •  未踏地切り取りの気概


2 実力の探求と錬磨
  
  •  存在をかけて自己と自己の実力を問う
  •  自己決定、自己責任の追及


3 人間の共同
  
  •  背負うもの、守るべきもの、支え合うものとしての人間の共同
  •  守護の覚悟



 
関連的徳目

 
(条件ではない)


○ 天(仮称)に連なる心性
  「忠」は仕事を通じて、「孝」は血脈を通じて天(本源)に連なる心性
  「仁」は万人に天(仮)を思う心性

○ 勝負の気と義勇、誠


※用語は大いに菅野覚明氏のものを用いさせてもらった。いずれ将来挨拶にうかがいたい。




 武士団などというと、妙にイロモノっぽくもあるが、むろんそうしたある種の遊び心をも持ちつつ、しかし、形無きといえど、俗に言う武士道とは、我が国の精神文化の重要な一翼であり、そうしたものを現代においてなにほどか継承していこうというのはあながち児戯に等しいということではないと思う。

 また、新渡戸稲造の「武士道」序文を引くまでもなく、我が国の道徳観というものは、その大部分が武士道から、あるいは武士道に親和した形で発生しており、武士道とはいうものの、その倫理観は百姓、町人を問わず日本人に共有され、それゆえにもはやかつての四民の存在しない今日においても、伝統的道徳観の基底をなしている。

 もっとも、武士道であるとか武士の掟なるものは、現に武士どもが世に存在した当時においてすら、明確にこれと定まるものではなく、そこにはさまざまな種類の武士道観というものがあった。
 また、時代によりさまざまに性格は変遷もした。

 しかし、そうした中においても、その存在の核となる本質、エッセンスというものはあるかに見えるのであって、僕は個人的にそれを上記のように認識している(夢や志などというのは多少僕の思う現代の武士流にアレンジしているが)。

 ただし、僕が上記したのは「存在の本質」であって、道徳観はそこから派生するものだ。
 したがって、僕の構想する将来組織(団体)においても、参加者に求めるのは「理念」の賛同共有であって、徳目ではない。

 時代により武士の徳目は多少の変遷を遂げているが、それら徳目は、武士の本質に照らし、その時代なりにそれが追求されるうえで発生してくるものだと思う。
 (当然ながら、戦国期の武士たる者の心得と、江戸期における心ある武士の道とは、表面的徳目のうえでは相違もあるものだ)


(以下は余談)

 ところで、その将来構想の「武士団的なもの」については、発足はもうしばらく先になる。

 ただ、ざっくり言うと、ジャンルを問わず、夢と志ある人のネットワークで、分野を超えて互いに協力し合う、一種の互助組織のようなものだ。
 店を持ちたい、ミュージシャンになる、映画を撮る、本を書く、学術的志を遂げる、政治をやる、起業する、、、等々、そのジャンルは問わない。

 その中で、持てる力を互いに出し合いながら、互いの自己実現を目指していくというもの。

 といって想像される以上には、さまざまに新発想、新機軸が盛り込まれているのだが、発足が具体化してからまた紹介したい。

 ちなみに、現在準備中の「政治構造構成研究会」は、先行だが、あくまでこの団体内の一グループになる。


posted by Shu UETA at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 武士道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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