個人的にも当初期待した範疇に入る、満足できる結果になったと思う。
現時点では、まだ会見後間もなく、合意文書の全文が手に入らなかったが、要旨は次の通り。
- 来季セ・パ両リーグを計12球団に戻すことを視野に新規球団の参入資格審査を進める
- 新規球団の加盟料などを撤廃する
- 新規参入は、来季に向けての審査についてはNPBに小委員会を設け一ヶ月以内目途に審査、オーナー会議に答申、ただし透明性確保に留意。
それ以降、つまり来々季以降に向けての申請については、第三者機関による審査制度を設置する。 - 新規参入が決まった場合、分配ドラフトへの新規参入球団の参加を認め、既存球団は戦力均衡のため新規参入球団に協力する
- 両者でプロ野球構造改革協議会(仮称)を設け1年間をかけてドラフト改革、選手年俸の減額制限の緩和などについて協議する
注目は、当座の審査についてはNPB小委員会で、来年以降は第三者機関で、ということ。
つまりは、来季参入の道を開くスピード性重視ということで、今年を特例とするものと考えられる。
もう一点は、新規参入球団に対し、選手分配の便宜を図るとの文言。近鉄球団からのプロテクト枠廃止とはいかないのはやむを得ないとして、上々の妥当な結果と思う。
あとは、新球団の決定が楽しみ。
さらに個人的には、今季の代替試合の行方…
今日は日ハムが負けた。
明日も日ハム敗北ならロッテがプレーオフ進出、日ハムが勝てはロッテ4位確定。引き分けなら、4位決定戦でプレーオフ進出を争う。
代替試合も、どうなるのか非常に気になる… ^^;)
追記(04/09/24 0750)
12球団維持へ「歴史的合意」(合意文書全文つき)
新球団に協力…戦力均衡へ具体案提示