2005年06月02日

日韓歴史共同研究報告


 日韓文化交流基金のサイト内で、日韓歴史共同研究報告が掲載されている。

 まだ日韓それぞれの言語でのもののみで、各訳文は6月10頃up予定とのこと。

 よって現時点でまずは日本側論文が参照可能ということだけど、関心のある人は一読を。
 僕も格別感想等あれば追ってエントリする予定。
 が、来週以降になって韓国側論文を見てからになるかな… ^^;)

 個人的には、こうした取り組みが日韓間の歴史認識問題に何らかの解決をもたらすとは思っていない。歴史認識とは、まず歴史観ありきであって、全ての事実関係は万事この歴史観のフィルターを通して解釈される。

 歴史観とは国もしくは民族及び時代それぞれに固有となるものであって、そうしたものの「統一」などは困難であるし、また不要でもある。

 こうした活動が有益であるとすれば、それは、相互の歴史観を知るということ、相互理解という方向性のものであって、どちらが「正しい」かなどという態度は不毛でしかない。
 少なくとも韓国側に、歴史観に対する相互理解などという欲求は皆無であろうので、この活動が何ほどか期待されている成果をあげるような可能性は低かろう。

 また、韓国側はともかく、日本については国内においても歴史観なるものは甚だしく分裂しているので、そうした意味でも、日韓間などということ以前の問題もある。



posted by Shu UETA at 17:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 天下-vision・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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