2005年05月25日

(音楽) それぞれの探しもの


 先日、本の整理のことを雑談をしたけれど、実はその際に思わぬ収穫あり。
 適当に本を詰め込みつづけていた箱から本を取り出していると、本とともにCDが一枚。

 そのCDには密かな僕のテーマ曲のひとつが入っていて、テーマ曲というだけに、あらためて聴かずとも完全に脳裏に刻み込まれているんだけれど、当然ながら、しかしそれでも時には聴きたくなることも。

 サイコこと鈴木彩子「けがれなき大人への道」
 (このCD当時は鈴木彩子(「あやこ」ではなく「さいこ」)、後にサイコとあらためる)

 けっしてメジャーではなく、どちらかというと知る人ぞ知るというところで、あまり彼女を知る人はいないかもしれないけれど。僕は好き。

 この曲に関せば、楽曲として好きだというには僕の好みはちょっとジャンル違い。
 だけど、鈴木彩子は、そのメッセージと歌、そして声が好き。

 くだんの僕の(勝手な)テーマ曲のひとつというのは、「けがれなき大人への道」に収録の、「それぞれの探しもの」
 ちなみに、上記アルバムも、シングルも、既に廃盤につき入手はused店のみだと思う。

 「それぞれの探しもの」は、1993年当時に、予備校の河合塾のテレビCMのテーマ曲だったから、聞けば知ってる人もいるかも。

 実に残念ながらこの曲は鈴木彩子による詞ではないんだけれど、10年ちょっと前のその初めて聞いた時に、「これだっ」と僕には思えた。僕はこうなりたい、って。
 今でもよく覚えてる。雨の夕方に奈良から京都へ車を向けながら、FMで聞いたのが最初。
 そのまま後の予定を遅らせて、京都でCDを買った。

 以来、おそらく本当に文字通りに、常にこの曲…あるいは歌詞は僕の心にある。

 とはいえ、人の心の琴線というものは実にひとそれぞれ。
 僕はただでさえ蒼くさい人間なので、けして一般に理解されるかどうかはともかく、とにかく、この歌はその後ずっと、僕の、自分があこがれるイメージ、自分がなりたい自分のイメージのひとつであり続けてる。
 (ちなみに鈴木彩子自身が、僕以上に蒼くさいところのある人で、僕はそこをこそ愛してもいるんだけれど)

  「それぞれの探しもの」

 雨上がりの街に はじけるアスファルト
 イヤホーンに流れる きみのくれたテープ
 どこまでも歩こう 冷たい風にも 背中丸めないで

 "なにか追いかけてる そんな人好きなの"
 きみの優しい目が 今もずんと重いよ
 ポケットに入れた 両手でつかもう もっと熱い日を
   君にあいたい うれしいときもせつないときにも
   Ah! 見えなかった 自分の夢が探せる気がする


 胸の鼓動早く 毎日待ってたよ
 約束の場所まで このまま駆けて行こう
 どんな痛みも 分け合っていたい きっと限りなく

   君にあえたら 忘れかけてた自分の勇気が
   Ah! 目覚めたから もいちど夢を抱きしめたくなる


 不安だった 寂しかった それぞれの季節
 運命は いちにちで 輝きだした あの日


   君にあえたら 自分のことも嫌いじゃなくなる
   Ah! どんなときも 優しいきみを抱きしめたくなる
   君にあいたい うれしいときもせつないときにも
   Ah! 見えなかった ふたりの夢が探せる気がする




 この「きみ」とか「君」に、僕はなりたいと思った。今も思ってる。

 この歌はラブソングだけれど(そして歌の「きみ」とは女の子のようだけど)、でも恋愛ということだけじゃなく、すべての人にとっての、僕はこの「きみ」でありたいと(太字のサビ)、そう僕は心にいつもこのうたをうたってきた。
 そのサビの言葉が刻みついているので、曲自身を長く聴かないことがあってもさほど苦にならなかったけれど、やはり久しぶりに聴いてみると、あらためて新鮮な気持ちが甦ってきた。

 ああ、しかしまだまだダメだ、僕は、と あらためて思うところもしきり。
 まだまだだ…

 もし僕が世に出るときには、この曲、曲調もリメイクしてテーマに使わせてもらえないものか、鈴木彩子さんにお願いしてみたい、いつか、とも。^^)
 でも当時のレコード会社じゃなくなってるし(今はインディーズ)、きびしいのかな…
 それに、この歌にかぎって彼女自身の作詞じゃないしな… う〜む
 それより、書き下ろしてくれたらなあ…なんて ^^;)
 いつか話をきいてもらいに行こう。あはは。

 (ちなみに、彼女の最近の曲なら、オフィシャルの「music」にある動画コーナーで2曲がフルに聞けます。オフィシャルトップはこちら、参考まで ^^;)
posted by Shu UETA at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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