選抜高校野球開幕。
が、残念ながら本日の試合は雨天延期。
たまたま開会式放送を見たけれど、しかしNHKというものは、なんとしても日の丸は写さないんだなあ…と、あらためて感心。--;)
国歌斉唱並びに国旗掲揚と言っていながら、(そして国歌については歌である以上放送回避も不可能だが)、独唱者の高校生の大写しだけで乗り切って、けっして日の丸は放送しない。(バックネットからはるか遠景かすかにスタンド全体像は一瞬入れたが)
もっとも、かつての競馬天皇賞での国旗の代わりに馬の尻のアップなどということに比べると、独唱者の高校生を写すためという口実が立って気安いのだろうけれど、しかし、続く大会旗の掲揚では、やはり高校生ブラスバンドが演奏していたが、それと交互に、画面からはみ出るほどに堂々と大会旗が掲揚されていくさまがもういいよというくらいに写されていた。
もちろん、大会旗などより日の丸は余程見慣れているのであって、何もどうしても放送してもらう必要もないし、放送局に義務もないのだが、国旗掲揚というプログラム時に一切それを写さないというイベント放送上の不自然が毎度毎度徹底されると、さすがにそこに放送局側の何らかの意志を読み取らずにはいられない。
スポンサーを持たないことで公正な放送を期待されるものの、実質的に国民が半ば義務的にスポンサーをさせられているのだが、僕は、このような強い思想的意図を有する放送局は商業スポンサーを持つ放送局よりもある意味余程その独善が不愉快で、到底スポンサリングする気になれないのだが。
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だって以前は放送の終了合図は「日の丸はためく図」と「君が代」でしたよね?
国旗と国歌に変わったから辞めたんでしょうか?
昨日のNHKスペシャル「シリーズ明治」がなかなか良かったので「軌道修正してるのか?」と思った私はまだ甘ちゃんだったようです。