2005年01月11日

政策案の一部紹介

(「政策理念」前編、後編からの続き)

政策案

 上述してきたような理念を踏まえ、現在具体的に研究中の政策の一部(比較的面白そうなもの ^^)には次のようなものがある。

★安全保障/外交関連
 
  • 各行政機能のモジュール化による危機管理組織設計システム、及び国防組織システム(含、国防省設置)
  • 日本の世界構想(多様性重視のゆるやかな国家ネットワーク、その雛形としての東アジア共同体及び太平洋ネットワークの構想)


★教育関連
 
  • 徴師制度(各界社会人の臨時教員任用)
  • 社会教育制度(キブツ、郷中的システム)
  • 自己学資貯蓄優遇制度(学資保険、控除等)
  • 書生制度(登録制度、扶養控除)


★身体フロンティア構想
 
  • 身体能力開発助成
  • 学校教育


★新形態法人
 
  • 家庭法人(デジタルマニュファクチュア)、グループ法人
  • サラリーマンの請負契約報酬制度普及の研究


★学芸振興関連
 
  • 学芸関連寄付優遇制度
  • 学術、芸術コンテスト、コンクール
  • 宮内省文化庁構想
  • パフォーマンス支援制度


★価値観創造
 
  • 多様性を尊重するための、また外国人労働者の流入も視野に入れた、最低限の価値基準、ルールセットの研究(「日本とは何か」)
  • 国際社会における多様性を支持保障するための最低限のルールセットの研究


★その他
 
  • 知的所有権使用料助成
  • 護民官制度(国政と国民の潤滑機能)の研究
  • 在日留学生支援強化
  • 日本教プロジェクト(日本的宗教観の紹介、発信)
  • 日本の歴史文学の翻訳発信



 それぞれについて詳細を書くのは避けるとして(いずれも追って単独記事で扱う予定)、特にイメージがわきにくそうなものについて若干の説明を付すと、

□徴師制度
 一定の基準は設けるとしても、各界で現役で活躍中の社会人を、短期間(現在1年程度を想定)小、中学校の教員に徴用任用するもの。
 原則徴用だが、希望者優先、ある程度の好待遇を確保。
 主旨は、社会を知る人間力ある教師の導入、生きた社会知識、職業知識による児童生徒への感化影響、真に国民による国民教育参加

□キブツ、郷中
 キブツとはイスラエルの集団教育組織。郷中は旧薩摩藩の集団教育組織。
 年代の異なる子ども〜青年が同じ地域組織に属して、教育を受け、教育をする。
 これをヒントとしたような、地域組織を研究中。

□身体フロンティア構想
 今日さかんになっているような、古武術の身体操作理論や、その他各種の身体運用法開発の取り組みを、国策として普及させる(武術を指すものではない)。学校教育への導入と、一般の事業者等への助成等による。
 身体運用は、想像力発想力思考力といった頭脳力、また性格などにも大きな影響を与えるものであり、イチローのような身体運用を目指すばかりでなく、文字通り豊かな自分づくりをテーマにする。

□新形態法人
 デジタル家庭内手(工)業的なエレクトロニクス大家族を、共同体法人ないしは共同組合として特別法により小企業として認めるような方向。また、こうした家族法人がいくつかつながってのネットワークの形成、共同での仕事、独自の同業組合など。
 また、その前段階としての、グループ法人、またサラリーマン法人的なもの。
 産業構造や職業環境の変化への対応のみでなく、新しい社会単位の創造という視点を含む。

□学術、芸術コンテスト、コンクール
 高校野球やラグビーの花園、箱根駅伝を頂点とするようなスポーツにおける各レベルでの大会を、学問分野においても活発に行う。たとえば算数コンテストであり数学コンテストであり、物理や歴史などさまざまな科目範囲で。また、文化分野では、和歌俳句や書道など。スポーツでない分野にも子どものやり甲斐と名誉のチャンスをスポーツと同程度に与えてやる。
 さらに現在行われている数学オリンピックや物理オリンピックのような国際大会を、多種積極的に日本で主催し、そうしたもののメッカを目指す。(K-1、プライドといった格闘技におけるメッカ化のように)
 むろん、芸術、パフォーマンス分野で、映画、絵画、音楽、それもバンドやDJのようなものまで各種積極的に実施、もしくは奨励助成。

□パフォーマンス支援
 いわゆる習い事、お稽古ごと関連、及びバンド活動やダンスその他、各種の発表会や大会参加に伴う休暇制度、また大会、イベント実施に適した会場等の整備、便宜など。

□価値観創造
 価値観創造というと語弊もあるが、多様性を保障するためにかえって必要な最低限のルール観のセットを研究、法体系等に反映。これはまた、海外労働者の流入増加をも視野。
 日本の古代は継続的に海外から大量の流入者を迎えていたが、彼らが日本人と同化していったように、「日本とは何か」という最低限の共通認識が、混乱をなくす、あるいは小さくし得ると考える。
 また、国際社会の秩序構築においても、多様性を尊重するためには、最低限の共通ルールセットが必要となり、日本はそれらを提示し得る能力を持ちたい。


 中途半端なコメントを加えてかえって誤解を招く部分も多々あろうかとは思うが…いずれ個々に記事にしてみたいと思う。
 実際には、この他に環境関連や、今現在のhot topics(北朝鮮、原発、少子化、治安、教育制度…etc)についてもいろいろあるが、これらも徐々に記事にしてみたい。


posted by Shu UETA at 09:03| Comment(2) | TrackBack(2) | 天下-政策等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わくわくする内容でした。

これからのキーワードは”ネオルネッサンス”というべき、共産主義、資本主義両イデオロギーの呪縛を解く人間精神の復建だと思います。

元祖ルネッサンスとは、強制的イデオロギーと化したキリスト教団のくびきから人間性を解放するカウンターカルチャーだったとおもいますが、今日、共産主義イデオロギーが衰退しつつあるものの、人間を機械化、家畜化しかねないマネー資本主義的イデオロギーは日々増殖し、人間のこころを蝕んでいます。

そうした閉塞状況を打ち破る人間復活が、今ほど希求されてる時はないでしょう。その第一歩は、個々が自立した”サムライ”になることだと思います。

未来を照らす光を放つ”サムライ”たちの”コミュ二テイ”を、あらゆる局面で再生させ、大企業すらその”経営参加コミュ二テイ”で再編してゆく。そうした一億総プチブルをめざすベクトルは、個々の精神向上とともに車の両輪となって、新世紀の扉をあけることになるでしょう。

今後の御活躍を期待しています。
Posted by 太陽に集いしもの at 2005年01月11日 11:43
> 太陽に集いしもの さん

 ありがとうございます。

 人間というものは社会システムの影響を受けるものなので、資本主義システムが新しいシステムに移行しない限り、本質的には資本主義的人間性から人々が脱するのは困難なのだろうなと考えています。

 安易に言葉を使うと誤解のもとかもしれませんが、僕は、仰るような資本主義的人間性も、ひいては(危険思想視されかねませんが)勝者の山分けシステム、我欲の分捕り合戦を制度化したような今日の民主主義システムにおける民主主義的人間性をも好ましく思っていません。

 そこで、僕は常々「ポスト資本主義」「ポスト民主主義」というものを考えているのですが、なかなか(当然ながら)閃いてきていません ^^;)
 生きている間に何か考えつきたいと思っているのですが。

 ところで、後段仰っている「コミュニティ」には非常に興味を持ちました。僕も、新しい意志決定システムのようなものとして、複雑系的な全と個の関わり合い、そして意志決定参画型の利害小集団といったものを思索しているのですが、ぜひ、もう少しお話をうかがってみたいと思います。
 無礼で申し訳ありませんが、もしお暇があれば、貴blog上での関連記事など無心したいと思います。(むろん、せかすつもりはございません、あくまでお暇の折に。また、既にそうした記事があれば、すみません。再度探してみます)
Posted by Shu at 2005年01月12日 05:59
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

帰るべき処
Excerpt: Shu's blog雌伏編さんが伝統を活用した国家のグランドデザインを提言されている(こちらとこちら)。 伝統といった場合、私はなにやらもやもやとした反感が先に立ってしまうのだが、この反感は一体何なの..
Weblog: 小さな目で見る大きな世界
Tracked: 2005-01-12 03:24


Excerpt: 教育制度教育制度(きょういくせいど)とは、教育上のある目的を実現するためのもので、社会的に公認され、定着している組織である。教育制度の領域教育制度は、一般的には学校制度を中心に構成され、学校制度と同義..
Weblog: 学ぶ・教える・教育についての言葉
Tracked: 2007-07-25 10:06
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。