2010年01月13日

BlackBerry Bold2(9700)レビュー


 さる日曜、twitterでは随分はしゃいでいたんだが、
 携帯電話のBlackBerry(以下、BB)を、9000から9700に更新した。

 当初は、国内販売を期待してもうしばらく待つつもりでいたのが、待ち切れず、やってしまった。

 待ち切れず熱望した主たる動因は、カメラ機能といって過言でない。

 このあと簡単にレビューするが、カメラ以外では、もちろん9000は十二分な機能を持っている。
 ただ、僕の場合は、個人的情報活動のうえで、カメラはそこそこ大きな位置づけのツールなので、文書やメモ類の撮影が困難であった9000では、ほとんど撮影のためだけにもうひとつの通常携帯を持ち歩くことが多かった。で、撮った画像をいちいちBBかPCにbluetoothなりメールなりで転送していた。
 その不効率の改善といった面が強かった。

 レビュー、
 ざっくり大まかなことを言えば、

 ○小さく軽いっ
 ○バッテリドアのガタつきがない(本来そうあるべきだが ^^;)
 ○ゴシックフォントが使える
 ○カメラ想像以上に良い
 ○タッチパッド快適
 ○メールで各社絵文字が表情系はほとんど表示される(Gmailアカウント)
 ○着信音が、電話・メールともに、相手ごとに設定可能(9000では電話のみ)
 ○データ読み込みやサムネイルが速い

 といった感じ。




 まず大きさ。
 一応画像をのせてみる。(もちろん、他の携帯で撮ったもの)

 bb2.jpg

 僕も購入前にいくつかのレビュー記事でこうした比較画像を見ていたんだけれど、にもかかわらず、実際に手に取ってみると、
 「小さっ!」 「軽るっ!!」
 と驚いたくらい、サイズダウンしてる。

 人にもよるだろうけれど、僕としては、これはかなりいい意味での驚き。
 使い勝手はほとんど変わらないまま(キーを打つのに違和感ない)、ポケットなどでの負担感が無いに等しくなった。
 この時点で、かなりご機嫌。

 裏側
 9700-back.jpg

 相変わらず裏蓋は、余計な革張り風のデザインで、カッコよくはない。
 即座にバッテリドア交換のつもりで、購入時にあわせてバッテリドアを随分探したが、気に入るものがまだ出てないので、とりあえず保護ケースを購入した。明日届く予定。

 ただし、見てわかるとおり、9000と違って、今度はバッテリドアがはめ込み式になっていて、スライド式のものとなっている。
 そのため…?もあって、ガタつきグラつきは全くない。

 しかし、一部のレビューで不評であるように、microSDカードの挿し込み口は、このバッテリドアを開けた下にあるので、挿し替えにはバッテリドアを外す必要がある。
 けれども、人によるのだろうが僕の場合はSDカードをそうそう頻繁に差し替えることなどないので、全く問題と思えない。ファイル操作にしても、どうせBBをUSBでPCに接続すればマイコンピュータでSDカードも表示されるのだし。

 ところでバッテリは、9000のものと同じだ。
 つまり、9700に更新した時点で、予備のバッテリパックが一つできたことになる。
 僕の場合も、9700到着時点ではフル充電になってなかったので、ほぼフル充電だった9000のを外して9700につけた。そして新しいバッテリは9000につけて充電。


 移行載せ替えの話。

 僕の場合は、購入したのは米国版のAT&T社のものだったのだが、にもかかわらず既にjバージョン(日本語可)のOSインストール済みのものを購入したので、日本語化作業の必要はなかった。(この間の経緯については、非常に仕事ぶりの良い店員さんがいた話をしたいので後日記事にしようと思う。)
 日本語化作業については、既に他に良い記事があり容易に検索ヒットするので、そちらを参照されたい。

 SIMの挿し替え、データの載せ替えについては、到着前日に一応他サイト記事などで予習していたのだが、それよりも簡単だった。

 それについても他サイトに良い記事があるので参照してもらいたいが、いくつか異なる点もあるのでここでもざっくり書くと、

1 まず9000でバックアップを取る(Desktop Manager)あっという間に終わる。
  デスクトップにでも保存しておけばいいと思う。
  アドレスもメールもメモも辞書登録も、プレイヤーの設定まで、ちゃんとあとで復元される。

2 9000のPCへの接続を取り外し、9700を接続。リストア(復元)を行う。
 (USBの電話機側の口が変わっているので注意。新しく9700用のケーブルを使う。)
 (9700は電源投入した時点でセットアップウィザードが出るが、この時点ではキャンセルして構わない)

3 その間に、9000でバックアップ可能なサードパーティ製アプリのバックアップを取る
  僕の場合は、ShortcutMeだけだった。このとき、SDカード内に保存しておけばいい。
  AgendusやActionPadは、そもそも純正アプリの置き換えアプリなので、BBの純正データがバックアップされた時点で結果的にバックアップされている。

4 リストアが終わった9700をPC接続から取り外し、9000のSIMカードを外して、9700に付け替える。microSDカードも9700に付け替える。

5 9700の電源投入。
 まだウィザードが出るようならそれに従って必要な設定。
 ウィザードが出なければ、9000の時同様、オプションから設定で各種設定をする。(まあどうせ後でもいつでもできるから、とりあえず時刻くらいか…。)

6 メールの設定
 メールのセットアップ画面にすると、僕の場合、予習していたのと違って、BISの設定が表示されず、BESでのアカウント追加設定しか表示されなかった。この時は本気で焦った。^^;)
 それからいろんな設定を見てみたが、ネットワークサービスもちゃんとドコモになっているし、なぜだかよくわからない。
 設定の「MobileNetwork」の設定画面でメニューキーを押して「Diagnostics Test」を行なったら、メール設定画面でBISの設定画面が出た。(安堵)
 さてこの場合、Diagnostics Testを行ったことにより端末が認識されたのか、単にBBのセンターが端末の紐付けを行うのに一定の時間を要するのかはわからない。
 もし同じ症状に見舞われたら、一応Diagnostics Testをやってみるといいかも。

 BISでの設定画面さえ出たら、あとは9000の時に使ってた各アカウントが出ているので、それぞれについてパスワードを入れてやれば、それぞれ設定完了。
 もちろん、9000でのメールは全てリストアされてちゃんと9700に入っている。

7 サードパーティ製アプリのインストール
 これは、9700が届く前にあらかじめ、一覧表を作っておくといいと思う。
 アプリ名と、入手先アドレスを一覧にしてテキストファイルにでもしておく。
 それを、コピーしてメールで9700に送ってやれば、順次インストールしていける。
 面倒だったのは、有料アプリのActivation codeだが、まあしかたない。端末が変わったので、新しいdevice IDを登録して新たなcodeをもらう必要がある。
 これは購入サイトのマイアカウントだの何だのというところで、たいていは作業できるようになっているはず。

8 その他
 僕の場合、Wifiは、自宅のものも職場のものもバックアップからそのまま設定されていて、何もしなくてもすぐにつながった。翌日行ってみたら職場でも自動でつながった。
 bluetooth機器については、再度ペアリングする必要があった。
 サードパーティアプリは、僕もかなりの数を使っているが、9700で作動しなかったものはひとつもなかった。2年ほど前からver/upしていないようなアプリも、9000用のものでokだった。



 カメラ

 これも他所で十分レビューされているので、僕は少しだけ。
 僕の主たる関心であったマクロ撮影だが、
 カメラの設定で、一応オートとマクロの設定ができるものの、マクロに設定などしなくても、オートで勝手にちゃんとピントしてくれる。
 以下、いずれもオート撮影。手帳は、Rollbahnのいちばん小さいやつ。本は文庫本。(クリックで拡大)

 memo.jpg bunko.jpg luckyStrike.jpg


 入力、表示関連

○ タッチパッドは想像以上に快適
 多少心配していた点がこれだが、PCでもかつて体験したことがないかもしれないくらいに快適にストレスフリーで操作できる。若干過敏すきるきらいもあったので、僕は設定で少し感度を下げたけど。
 ただ、9000でのトラックボールの点灯が僕は好きだったので、それがちょっとさみしいかな。

○ キータッチはほとんど違和感なし
 キーボードも一応サイズダウンしているが、ほとんど違和感を意識せずに使える。

○ ゴシックフォントが選べるようになった
 BB使いはじめ当初は、あの明朝体風に違和感だったけど、いつの間にかすっかり慣れていたようで、ゴシックにするとかえって新鮮な感じ。
 しかしそのせいかどうか、たとえばfftogoのような、純正ブラウザでフォントが汚く崩れていたサイトが、綺っ麗〜に表示される。
 僕の場合、これをもってOperaMiniの必要性はほとんどなくなった。(巷でOperaMiniの人気がえらい高いが、各種機能からみても僕は純正ブラウザのほうが優れていると感じている)


 メール

○ フォントがゴシックにできる以外では、携帯絵文字が、とくに表情系などは表示されるようになった。(ただしGmailアカウント分)

○ あまり気にする人もいないらしく、9000のときも9700でもレビューを見かけないが、実は僕は着信音をいろいろ設定しておくのが好きなタチで、9000のときに随分意気消沈したものだけど、
 9700では、なんと、メールについても相手ごとに着信音を設定できるようになっていた。
 想定外のサプライズで、テンション上がった。
 (9000の時は、苦肉の策で、スペシャルな相手用にGmailアカウントを一つ増やして対応していたのは、かつて記事で書いたとおり。)

※ 余談だが、着信音について。
 BBでは、設定といっても、SDカード内の好きな楽曲のmp3を指定するだけなので実に簡易だが、メールについては、うまい具合に曲のいいところを短く使いたいはず。
 そのための切り出しソフトはこれがオススメ> mp3DirectCut (音質も劣化しないよ)
 (本来はバンド練習の録音編集用に使ってるんだけど、使い勝手がいいので ^^)


 メディア関連

○ microSDカードの読み込みがめちゃめちゃ速くなってる。

○ 画像のサムネイル表示も速くなった。そして、NキーやPキーでの画像送りが、スライドショー風になった。(もちろん、通常のスライドショーもできる)

○ これは僕だけの環境かもしれないが、音楽再生で、bluetoothが途切れなくなった。
 以前は、おそらくBBが何か通信をしているときだと思うが、時折音が途切れることがあったが、9700では全くそういうことがない。処理能力向上のせいかもしれない。


 その他

○ まだ3日ほどなので定かに言うことはできないが、電池のもちは9000と変わらない様子

○ 画面は少し広くなった。
 ※9000もだが、BBの画面はPC並の解像度…というかほぼ同じなので、壁紙はPC用に作ればBBでもいい感じにフィットする。
 オススメ> Desktop Album

○ RocoClipは、9700ではサードパーティ製アプリでもメニューに表示されるので、かなり便利になった。

○ レビューで、日本語予測変換オフの場合のバグがよく言われているが、
 僕は個人的に、9000であれ9700であれ、バグがあろうがなかろうが、もとより予測変換オンを強くお勧めする。
 オフにしたい気持ちは、メールのアドレス入力検索の際や、文章で確定後改行等の際の面倒さからくるものだと思うが、むしろそこは慣れてしまうのが効率的だと思う。
 いずれも、バックキーを一回押せばすむことで、これは慣れてしまえば無意識の操作になる。
 その一方で、文章を書く際の予測変換はかなり便利だ。RIMが自ら開発しているとは思えないほどの予測語彙の豊富さ、学習能力は、ぜひ活用すべきと思う。これがなければ僕の入力速度は70%ほど落ち込むと思う。
 通常携帯も十数台使ってきたが、BBの予測変換より効率のよいものは他に見たことがない。

※ さらについでに、9000も9700も、入力文字種は、ひらがなとアルファベットだけに設定したほうが効率的と思う。(つまり右下角のキーで切り替えるのは、かなかアルファベットの2種類だけにする。)
 なぜならば、カタカナならば、スペース変換で上に進んでいちばん下に移動すればカタカナはあるし、予測変換でも上にいって最後尾にいけば、カタカナがある。
 アルファベットも同様だが、しかしアドレスをはじめ、ダイレクトにアルファベットの方が便利なケースは多々あるので。

○ 9000でもそうしていたが、9700では機能増加もあり、いっそうのことメニュー等表示言語は英語にしたほうがいいと思う。
 そうすれば、ドロップダウンリストでも、キーを押せば頭文字のメニューまですぐ飛べる。
 そうでなくては、頻繁に使うメニューへぐりぐりリストをたどるのが効率悪すぎると思う。




 9000も十分他のスマートフォンに比べれば凄かったが、
 とりあえず320万画素オートフォーカスというカメラ強化や小型軽量化も含め、BB2 9700は、今のところ最強だと思う。
 (例により、すきま系アプリや音楽クリエイトアプリ、ゆるい系アプリ等の豊富さではiPhoneが圧倒的ということは言い添えておく。)

 電池の持ち、メールの高機能、マルチタスクによるアプリ間連携やtwitterを始めとする本来待機系アプリの常時待受け、microSD、画面の広さ(多くの人が誤解しているが、タッチパネルなどの大画面は解像度的には小さく狭い)、動作の速さ、キー入力の速さ、ショートカットキー etc.etc...
 (実のところ、カメラやサイズ以外のこうした機能では9000も同様)
 今後比肩するものが現れるとしたら、やはりマルチタスクのAndoroid系だろうか。とりわけ開発が噂されているNexus Oneのキーボードつき企業用モデルなどだろうか。

 載せ替えはそう面倒でもない。
 もし余裕があれば、Boldユーザーは9700への移行もぜひ検討してみてほしい。
 きっと大満足。 知的生産性もアップする。 ^^)


posted by Shu UETA at 01:44| Comment(5) | TrackBack(0) | ツール系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
パケ・ホーダイ料金はスマートフォンの上限に収まるのですかね…国内販売までまちきれませーん。
Posted by 興味深々 at 2010年01月23日 21:15
初めまして、当方も9700米国版を購入しました。
日本語化、3Gネットワークの接続はできたのですが、通話が緊急通話しかできない状態になっております。もし原因が分かればご教授願いたいのですが。。。突然申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。
Posted by syntheze at 2010年06月12日 13:39
> synthezeさん

 はっじめまして。
 が、リアクションがほぼ半日後となり申し訳ないです。

 かつ、お力になれそうでなく、さらに申し訳ないです。

 考えてみたのですが、ちょっと原因が思いつきません。
 当然BlackBerry契約もされていて、simもその契約のものですよね。
 僕の場合は、発話受話ともデフォルトで何ら問題なかったのですが…。

 もし設定関連なら、
 Mobile NetworkのModeが3G&2Gになってるか…などでしょうか。

 すみません、わかりません >_<)

 うまくいくことを祈っております。
Posted by Shu UETA at 2010年06月13日 01:36
ご報告するのをすっかり忘れておりました!
ごめんなさい。

「JL_Cmder」というツールを使用して、
ポリシーを初期化したら無事に通話することが出来ました。

大変お騒がせしました!!
Posted by syntheze at 2010年07月12日 16:17
> synthezeさん

 や、よかったですねっ

 これからは仲間ということでよろしくでっす ^^)

Posted by SHu UETA at 2010年07月12日 22:18
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