う〜ん、実に久しぶりの更新。
こんなにサボったのは初めて ^^;)
かつての常連愛読の方々もさすがにもう見に来てないかもしれないけれど、またポツポツと更新していこうかなと。
格別何があったというわけではないんだけれど、年末頃からどうも「ノらない」モードで。
そもそも僕はもとより気分にムラの多いタイプではあるのだけれど、このサボリ期間というのは、単に更新を怠っていたというのみならず、他人様のサイトもほぼ全く見に行っていないありさまで…ネットは毎日専らテレビの番組欄を見るのみ、なんて日も多かった。 ^^;)
十数年来のバリっバリのネットっ子ではあるのだけれど、それでも僕の場合こういう時期が時折忘れた頃に。
ということで、体調に支障を来したわけでもなく、もちろんインフルエンザにもかからず元気いっぱいに過ごしておりました。(が、敢えて近況といえば、先週月曜に稽古中の迂闊にて足首を捻挫して、この一週間は随分歩くのに難儀してる --;)
と、ただただ本当の近況雑談をして「再更新」というのも何なので、も少し話題らしい話題を二つほど。^^)
ネットからは離れていたとは言いつつ、実はちょっとこういうものを始めてみてます。
(でも、通常の僕なら一日でできるこの作業に、ほんとだらだらと一ヶ月くらいかけました --;)
Shu's booklets
これまで出したメルマガ記事からの抽出やこのblogで書いたものなどから、多少面白いものを再編集して電子小冊子的なものとして、フリーものと有料もので置いてみることに。
で、ついでに、発行中のメルマガも、今後はこのサイトをHPにすることにしました。
とはいえ、まだまだ品数は少ないので、今後鋭意upしていく予定。
まだ徐々に手を付けていくところだけれど、メルマガからだと孫子の解説版や、名将言行録の人物別+エッセイ記事、それに最近気に入っている、群書類従からの「義貞記」なんかも予定してます。(テキストはできてる)
で、さらに、少しでも多くの人のいろんな文章をジャンルを問わず置きたいと思っているので、興味のある人は、ぜひお気軽にメールなどで一報いただければ幸いでっす。
値段をつけるとなるとちょっと…という人も、無料版なら気軽に参加してもらえると思います。
まま、実験的なところも多々ですが、しばらくせっせと整備してみたいと思ってますので、ぜひよろしくです。
一昨日の土曜日、経産省資源エネルギー庁の「エネルギー&エコロジー・シンポジウム in 神戸」に行ってきた。
シンポジウムとは言っても、官庁主催ということからおそらく想像されるとおり、多分に啓蒙的、あるいはPR的な性格のもので、ちょっと内容も易し過ぎる感も強かったし、収穫というほどの収穫は実はなかったのだけれど、
ただ、パネリストのお一人であった、岡本正志氏(岡本研究室)の話には、共感するところが大きかった。
それは、省エネ省エネと謂っても、我慢やモラルということには限界あるいは無理があるもので、そこには何らかのライフスタイル、価値観といったものの転換がなければ、ということだった。
このように短くまとめてしまっても、この点、同意される方は多いだろうと思う。
で、氏は、「カッコいい」ということ「カッコよさ」ということを非常に重視しておられた。
これは、氏が、資源エネルギーや環境の問題そのものの専門家であるよりも、自身「ひとづくり担当」と話すとおり、当該分野における教育を専門としておられるところからとりわけ着意されるようになったものだろう。
実はこうした着意というのは、省エネ意識だの環境意識だのといったことに限らず、およそ社会の能動的規範ということにはあてはまるものだと僕は思っている。
社会のライフスタイル意識というのは厳密には規範などではないが、究極的には、規範の最たるもの、法を定めるにおいても、つまり立法においても、こうした着意は一定程度払われるべきだろうと思う。
それは、人間の本性に反する、あるいは当世の社会的意識に反する度合があまりにも高いような立法は、かならず無理が生じるということであって、そしてこれはさまざまな職場における業務手順や業務規則についても同様であろうし、あるいはまた安全管理手続等についてもきわめて重要だ。
さて話をもどすと、
資源やエネルギーの節約や環境意識ということにおける「価値観」の転換、それも「カッコいいな」と前向きに社会がそちらへ動いていくことが理想であるのは納得しやすいとして、問題は、それをどのように?ということだ。
社会のどこをどのように押せば、そういう雰囲気が生まれ育っていくか…
政治が使える手綱は立法とその運用、またマスコミは大きな力を持っている、それは報道関連のみならずドラマでありアニメであり映画でありというものもある、あるいは教育分野、あるいは個々の企業内文化…
果たしてそうしたものをトータルに戦略的に組み合わせ、施策していくことができるだろうか…
あるいはそうした一大プロジェクト的アプローチよりも、複雑系的自律分散型に考えていくか…
そうしたところが僕の大なる関心だ。
こうした話を、ぜひ岡本先生にうかがってみたい、あるいは(僭越ながら)話し合ってみたいものだと思った。
(今回は5人のパネリスト諸氏に対して時間が短く、いずれの人も不完全燃焼気味であったし、われわれ聴衆も、どの話ももっと聴いてみたかった)
以下はつまらない話だが、
まずひとつ、いわゆる新エネルギーの導入率トップが兵庫県だというのは初耳だった。まんざらでもない気分ではある。
そういう意味では、関西電力はかなり進んでいるそうだ。(ま…原発比率が高いしね、関電は)
もうひとつ、聴衆参加者は、やはり年輩の人が多い。おじいさん、おばあさん… 選挙に伴うような集会がそうであるのと同じように。
これはまあどの国でも同じだろうけれど、「閑がある」というのは悪口のつもりではなく、実際かなりの程度、その「閑」のあるなしということはあるのだろう。
が、やはりさまざまな世代がもう少しミックスされて良いのかなとも思う。
とはいえ、少ないというだけで、若い人がいないわけではない。
特に今回はエコロジーということも含まれているせいもあってか、若い女性が割といた。学生かな、といった感じの子が多かった。
しかし…(これは一層つまらぬ話だが…)、若い女性は普通に今風な子もいておしゃれな子もいるのに、男ときたらなぜ、ちょっと…いやかなり?キツイ、苦しいというか、せめてこざっぱりもしてないやつが多いのだろう?不思議。(ええ、そりゃ自分のことは棚に上げてね ^^;)
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