2009年03月09日

「〜を振るな」でなく「〜を狙え」


 WBC1次ラウンド、昨日の快勝には大いに溜飲を下げたが、
 まあしかし溜飲を下げたという程度のものであって、
 現実に点差のごとき力の差があるようには思えなかった。

 マシンではなく人間がすることだから、
 モメンタム(流れ)の行方次第で、ああしたことは起こってしまう。

 松坂もきわめて悪かった。
 どちらが先に打ち崩されてもおかしくなかった。

 ところで、報道によると
 試合前、高代コーチは「低めを振るな」ではなく「高めを狙え」と指示した、とのこと。(サンスポ)
 彼自身は理由として、「振るなと言うと、低めのストライクも見逃すから」としているが、

 こうした指示において、ダメなことではなく、だからすべきことのほうを指示するというのは、現に実戦の最中もしくはそれに臨んでおこなわれる際の指示としては一般的な原則だと思う。
 (あくまで現実にその場に臨んでの指示。練習時などはまた別。)

 緊張しないように、といえば人は緊張する。
 (こうした指示自体が意味のある指示とはなり難いが)リラックスとか、力を抜けというほうがはるかにマシ。

 コーナーでアウトにふくらまないように気をつけろと言えば、アウトに行ってしまう。
 しっかりインを見て行けと言うべき。

 指示といわず、自分で言い聞かせる場合もそうだ。

 カーブに引っかからないように気をつけようと思っていると、ひっかかる。
 ストレートを狙おうと思うべき。

 単車や車、峠道で、アウトに流れないようにしなきゃと思ったほうが、するするとアウトに引き寄せられる。

 単純なことだが、そうした単純さが人にはあるような気がする。

 仕事でも同じ。
 もちろん鉄則というよりは原則、状況によりけりではあるが、
 しかし人に指示を出す立場にある人は、知っておくべきことだと思う。


posted by Shu UETA at 00:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦略戦術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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