オススメっ
ポリスの再結成ツアー、日本公演では京セラドームに観にいったんだけど、そのとき記事書いたっけ…書いてないかな、、、忘れたけど、
その再結成ツアーのライブDVD(&CD)が先々週発売だった。
もちろん予約してたので、発売日に入手して、それから観まくり聴きまくりだったんだけど、
文句なしでオススメできるっ
もちろんオススメというのは、ポリスファンではなく、
音楽が好きな広くたくさんの方々に。
なんせ年来のファンである僕が言うことだから、
あまりつべこべ言っても、話半分って感もあるだろうし ^^;)
話は少しだけっ
興味ある人は読んでみてっ
往年のビッグネームが再結成だ云々というのは、決してめずらしい話ではない。
というより、むしろここ数年はラッシュに近いかも。
そうした中で、ファン以外の人からは「またかよ」的に再結成したポリスだけれど、やはり彼ららしいと思ってうれしかったのは、
全曲それぞれの洗練振りっ!
昔懐かしい曲を、そーそーこれこれ…的に懐かしく聴くのではなくて、
ばりっばりにアレンジ変えてきてる。
そもそもポリスってバンドは、ライブのたびにアルバムなりシングルの収録版とはアレンジを変えまくって楽しませて(彼らも楽しんで)いたバンドなんだけど、
今回もアレンジ変えまくりっ。
ファンであっても一瞬何の曲かなと思うほどのものもあるし、
ギターフレーズからベースフレーズから、曲によっては構成も、変わってる。
そして、素晴らしく研ぎ澄まされ、洗練されてる。
実のところ、
再結成自体はうれしかったし、ましてライブをこの目で見れるというのは、飛び上がらんばかりの感激だったけど、
(前回彼らが日本に来たのは僕が子供の頃だったからナマでは観てない。ビデオ/DVDは擦り切れるほど見てるけどっ)
でも、正直言って、僕なんかは、
前回、つまり解散前のSynchronicityのコンサートにくらべれば、だいぶレベルは落ちてるんじゃないかなと思ってた。
見れるだけでいいんだよっ、ってふうに楽しみにしてた。
ところが、
今の今回のほうが ぜんっぜんカッコいいから、さすがだなあ、と。
昔の大物が再結成ライブやっても、
昔の曲を昔のままに、が多いし、しかも衰えてるのが普通だから。
かつてはAndyのギターソロをいやがって制限してたといわれるStingだけれど、丸くなったのか… 今回のライブツアーではギターソロの嵐。
長いギターソロでAndyに寄り添ってベースを鳴らしながら微笑んでるStingが何度も見れる。
それも楽しいし、
Stingのベースラインがまた大変な様変わり。
ベースやる人なら小耳にはしてる人も多いかもしれないけれど、
かつてずっと(ポリスでは)ピック弾きだったStingが、今回ツアーからは指弾きなんだけど、それに合わせて(かな?)ベースラインも随分変わって、しかもそれがカッコいい…。
指引きも、ただの一般的な二本指でのピッキングじゃなくて、親指メインで、プリングを多用したスタイル。
(目下、僕は バンドメンバーに迷惑がられながら、この新しいStingスタイルを練習中。いたく気に入っちゃって ^^)
曲の雰囲気もすごく洗練されてオシャレになってる。
歌メロも微妙に変わってたり。
もちろん忘れてならないドラムのStewart、京セラドームでもいちばん大きな歓声を受けてた。
独特の間合いというかセンスは健在。
名曲も昔の名曲は些かレトロな感じが拭えないのが普通だけれど、
これ聴くと彼らの場合は全くそんな感じがしないと思う。むしろ新しい。
ちなみにタイトル「Certifiable」
このへんの経緯をウォッチしてなかったので、どういう意図が込められてるのかまだ確認してないんだけど、
「証明可能」って言葉は、好きな言葉だ。
「正真正銘」というニュアンスのほうなのかもしれないけれど。
オススメっ!
ポリスファンならずとも、ロックファンなら持ってて損ないと思うっ!
余談:
今回のDVD&CDの収録ライブは、アルゼンチンのブエノス・アイレスのものなんだけど、
観客が思いのほか若い気がする。
日本だと(大阪)、すごく世代が年配に偏ってて、最寄駅でも「いったい何の集まりっ?」って感じだったんだけど。
それでいて、そのアルゼンチンの若い子たちは、ライブ中にがんがん歌ってるから、ちゃんとポリスを知ってるんだろうし…。
やはり海外でのほうが、ロックのスタンダード化してるんだろうか…。
それから
かの国では、カップルでコンサートに来ると、彼女は彼氏に肩ぐるま…?
会場をカメラがなめると、にょきにょきと女性が…。^^;)
肩ぐるまされて上で歌い踊って。
僕も今度彼女できたらアルゼンチンでライブ行って肩ぐるましてみたいな。
って言ったら、「日本でいいやん」て言われたけど、
顰蹙でしょう?日本だと。^^;)