2005年12月16日

ICQの退勢


 前にも時折書いてたように、僕はインスタント・メッセンジャーが好きで…好きというと語弊もあるな、まあツールとして愛用してるわけだけど、
 そして、統合ソフトを使って、ICQ、MSN、Yahooメッセ、AIM、Skypeを全てサインインしてるんだけど、
 かつての草分けたるICQも今日ではすっかりユーザーが減り、日本人の友達でこれを使ってる人はほとんどなく、僕は、こいつをほぼ海外向けだけに立ち上げてあるような昨今の様子だ。

 僕がちゃんとプロフィール等をきっちり書いているせいもあってか、ただ立ち上げているだけで、ICQは海外から知らない人が毎日数人声をかけてくる。

 その声をかけてくる人の国が、ちょっとずつ変わってきてるのかなあ、と最近思う。

 今は、断然、ロシア人だ。^^)



 ICQというのは、無作為の話相手探しも簡単だし、また、条件検索で相手を探すのも簡単。
 だから、条件に合う誰かを新しく探してチャットするのが容易で、気持ち的にも敷居が低くなっている。

 僕もずっと以前は、海外の友人をつくるのに、ICQで国や年齢、趣味等を検索して、いろいろ知り合いをつくってた。

 MSNは、一応の検索方法はあるんだけれど、ちょっと面倒なのと、検索画面からダイレクトにメッセージが送りにくかったりもするので、そうした使い方はあまり根付いていない。

 yahooメッセに至っては、US版(要は国際版)と日本版でサーバーが異なることもあり、検索といっても日本国内の検索になる。
 初期の頃には、yahooメッセも、条件検索してチャット相手を見つけるということがわりと普通に行なわれていたけど、今日では、相当に下火になってると思う。

 Skypeに至っては、基本的にそういう使い方を想定していないし、プロフィール検索なんてものは整備されていない。

 (※もちろん、MSNもyahooもSkypeも、それらで友達つくりましょー的な個人サイトはある)

 で、つまり、MSNやyahooメッセ、Skypeは、実際の友達どうしの連絡、コミュニケーションツールというのが基本的な使い方となっている。
 つまり、電話と一緒。不特定多数の知り合いをつくるツールというより、友人間のコミュニケーションツール。

 だから僕がインスタントメッセンジャーを愛用しているというのは、リアルの友達であれ、ネット上で仲良くなった友達であれ、そうした友達らと気軽に話をする、ちょっとものをたずねたり、面白いものを見つけたら送ったり、といったツールとしてだし、Skypeにいたっては、電話だ。 ^^)
 だから基本的には友達には「メッセやってる?」って訊く。

 で、友達によって使ってるメッセンジャーが異なるから、そして都合良く、ひとつですべてログインできる統合ソフトがフリーで出てるから、僕は一通り立ち上げてあるということ。


 さて、ところが、
 ICQを使ってるって友達は、まずいない。

 だから、本当は僕はICQはやめてもいいんだけれど、
 先に書いたとおり、これは、海外から知らない人が ^^;) バンバン声をかけてくる。
 で、たまたま僕が暇だったり、あるいは、ここの国は初めてだなあ…という場合には、チャットに応じてみて、随分と仲良くなったりする。

 通常で、日に数人はコールがくる。
 (おそらくは僕がわりとプロフィールをちゃんと書いてて、先方もイメージしやすいというのもあるからだろうけれど)

 さて、そこで、この声をかけてくる人たちの国なんだけれど、
 ふと気付くと、最近は圧倒的にロシアからが多い。

 ロシア人というとつい美人かなと想像をふくらませて ^^;) ついつい応じていると、知らない間にロシアの人ばっかり友達が増えてる。

 ところが、ほんの1〜2年ほど前までは、圧倒的に中国が多かった。
 しかも、中国の場合には女性だけでなく、男性もバンバン声かけてくる。

 僕の中国人の友達…というかネット上の知り合いは、ほとんどこれで仲良くなった人たちだ。


 例えば10年くらい前には、加えて、アメリカ人がすごく多かった。
 そのちょっと後だと、欧州が多かった(中でもフランス)。それから韓国。

 しばらく前には、東南アジア、中東が多い頃もあった。

 こうした変遷は、いったい何だろうと考えていたんだけれど、
 ロシアはたしかに近年日本ブームがあるようだ。
 仲良くなった人たちも、日本語勉強してるって人が多いし、そうでなくても、(翻訳で)三島由紀夫だとか、村上龍だとか、ちょっと前には安部公房が人気あるとも聞いた。
 東儀秀樹の話もしていたし、イッセー尾形が好きって人もいた。
 (余談だが、僕がエミリヤエンコ・ヒョードルを知ってるかって訊くと、みんな知らない。ロシアでは格闘技人気ないのかな。クロアチアの人はミルコのこと皆んな知ってるのに ^^;)

 そしてフランスも、日本ブームはあったし、それは今日も恒常的にある程度続いてる。特にフランスからの子は、日本アニメが好きな子が多い。

 で、ひょっとすると、これは日本に対する関心の度合いなのか…
 とも思いかけたんだけど、
 だとすれば、非常に興味深いような気もするんだけど、

 実際には他の条件によるところも大きいようで、そう期待通りの構造ではないらしい。

 たとえば、現に日本国内の事情がそうであったように、
 メッセンジャーはICQで流行し始めたけれど、徐々にICQはシェアを失って、後発の、しかしより宣伝力のあるサービスに移っていった。
 たとえばMSNであり(なんせWindows標準搭載なんだからズルイよね ^^;)、あるいは知名度の高いYahooのメッセであり…

 これを当てはめると、米国からのピークが10年前だったというのも(そしてその頃は日本も圧倒的にICQだった)、欧州や韓国もそのちょっと後までだったというのもうなづける。
 中国は、昨年の時点では、ICQで仲良くなってから、MSNもやってるからそっちでやらない?って言われることが多かった。つまり過渡期??

 で、ロシアは、例えばYahooの検索サイト自体がまだロシアにない。
 Skypeに誘っても、たいていみんな、Skypeは知ってるけど、回線が遅いからSkype電話は動かないって言う(モスクワやサンクトペテルブルグなど、決して田舎ではないところの人でも)

 つまり、むしろ正確な観測は、
 ネットの普及に応じて(より正確にはYahooやマイクロソフトの浸透に応じて)ICQが駆逐されていっているというべきなのかもしれない。

 で、僕は、それを残念だなあ、とも思うのだ。

 本来メッセンジャーというものは友達どうしで使うツールとしてのほうが相応しいというのは僕も認めるんだけど、でも、ICQがもっていたような、文字通り地球単位での、いとも容易く気軽な交友拡大チャンスというのは、失うには惜しいなあ、と。

 でも、多分このまま失われていくような気はするけど。

 と、ぼんやり考えていただけなのに、書いたらそこそこ長くなってるな
 単なる思考の垂れ流しだ --;)


 せっかくなので ところで、

 メッセにはまだ手を初めていないってひと、
 ぜひツールとして使ってみませんか?

 とくにパソコンの前にいる時間が長いひと
 (メッセのためにPC立ち上げるというのは本末転倒、メッセの意義は常時待機。友人の誰が今オンラインが表示されてるし)

 さらに、そうしたパソコンの前にいる時間が長い友達が交友関係の中にある程度存在するひと
 (メッセ始めても、相手がいなければ寂しいだけだから)

 さらには、友人と同じようなフィールドの仕事や勉強なんかしてて、合間にふと一言二言、何か尋ねたり答えたりなんてことが有意義になり得るひと
 (ただし受験生にはお勧めできません ^^;)
 (僕も常態は、「あれってなんだっけ」「これってどう思う?」なんて単発のやりとりがほとんど。あとは、煮詰まったときの雑談とか「最近どう?」なんて ^^;)

 または遠距離恋愛のひと
 (特にSkypeなんて、音声通話は事実上の無料電話)


 今ならお薦めはSkype
 文字会話だけじゃなく、電話並の音声通話もできるから。

 Skype以外(OS Verや回線がSkypeに対応していないなど)なら、
 やはりMSNかなあ。
 僕個人はyahooメッセも悪くないと思うけど、好みかな。
 (ちなみにMacの古いOSは、yahooの方が対応度が高い。と、いうよりMacユーザーにMSNというのは受け入れ難い人も多いでしょうね ^^;)

 あ、そういえばMacならiChatがあるなあ。
 ただし、Winユーザーと話すには、WinのメジャーソフトではAIMと互換だけど、AIMを使ってるWinユーザーは(国内では)極端に少ないので、余程友人がMacユーザーばかりというのでないかぎりは、iChatでは相当範囲が制限されることになると思う。(僕は対応可ですけど)


 新しく始めたひとは、ぜひ僕にもメッセはお気軽にどうぞ。^^)

<参考>

 Skype

 MSNメッセ

 Yahooメッセ


posted by Shu UETA at 02:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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